中国と日本の関係が中国株に与える影響
中国株に投資する上で日中関係というのも見逃せない視点です。
日中関係はあまり良いとはいえません。経済の結びつきは強いにもかかわらず、政治やスポーツでも事あるごとに中国の悪態がマスコミでも取り上げられています。
しかし、経済面で見るとすでに日本と中国はなくてはならない関係となっています。
衣食住すべてにおいて中国製品が大半を占めていることに気づくでしょう。
日本は世界一の食糧輸入国となっていますが、アメリカやタイに変わって中国からの食料輸入が急速に伸びています。
近年、冷凍食品の需要増大により市場が急速に拡大していますが、この冷凍食品も、日本の商社や食品業界が中国の低賃金を利用して、加工し年間輸入を積極的に進めているのです。日本では今まさに「中国の台所化現象」が起きているといって良いでしょう。
中国経済と日本経済
日本では家電市場が低迷し、インターネット市場も成熟してきています。そうなると課題としてコスト削減が挙げられますが、中国の労働生産性が同じ賃金水準にある他の地域に比べてかなり高い点、それから市場が確保されるという点から、大半は中国に生産拠点を移動し技術指導を増産体制をとっていました。
中国は生産性が高い上に技術習得能力も高く、自分たちで生産ラインを合理化させ、外資と対等に競争が出来るメーカーが次々と現れることになったのです。
日本のメーカーは中国市場で淘汰されつつあります。それは同じような商品を中国メーカーがより安い価格で提供出来るようになったためです。
日本メーカーが中国市場のシェアを大きく獲得することは今後も期待できず、日本での供給を目指した現地生産拠点としての位置づけに留まるでしょう。
日本がアメリカから技術を市場を脅かしたことが日本と中国の間で起こることも十分考えられます。